【被害にあう前に】外食産業が事前に自社の風評被害対策を行うべき理由

最近世間を騒がせている外食産業でのバイトテロ問題。2019年2月現在すき屋、くら寿司、バーミヤンと大手外食産業の店舗にて不適切動画による炎上が続いています。
話題に上っていない動画が無いと言い切れない以上、いつ自店舗が炎上の被害に遭うかはわかりません

こういった不適切動画による炎上を未然に防ぐ為に、各企業では様々な取り組みを行っている事かと思います。SNSガイドラインの制定や業務時間中のスマホの使用に関してが代表的な対策の例となりますが、それだけで十分とは言えません

今回は外食産業が風評被害対策・炎上対策を事前に行っておくべき理由をお伝えします。

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炎上後には検索結果にたくさんのネガティブサイトが上がってくる

炎上はいつ起こるか分からない以上、炎上させない為の取り組みだけでなく「炎上後にどれだけ被害を広げないか」もしっかりと考えておく必要があります。

万が一炎上が起こってしまった場合、発覚後からしばらくの間はWEBメディアへの掲載や個人ブログで炎上の内容や経緯、投稿者の特定などが行われる為にネット上に炎上についての記事が乱立します。

また経緯や犯人の情報は人の興味を集めやすく、それらの情報を求めて
「店舗名 + 炎上」
「店舗名 + 犯人」

といったワードが検索されやすい傾向にあります。

そうすると自社名や店舗名で検索をかけた際に、

・〇〇店で炎上が発生!食品を不適切に扱った動画が拡散中!
・〇〇店での不適切動画の犯人特定?実名を公開!
・動画が撮影されたのは〇市にある〇〇店!
・不適切動画の影響で〇〇の株価が大暴落! etc…

といった記事が検索結果の上位を占める状況になります。

店舗名が検索される場合、本来であればユーザーはそのお店に行く事を検討している段階にある事が多いでしょう。

その状況でこれらの記事が表示された場合、炎上について知らないユーザーだったとしても「この店では過去にこんな事があったのか、今は改善されたんだろうか?」「既に店員を解雇したといってもそんな事があった店で食事するのはちょっと…」という心境になるのは目に見えており、甚大な機会損失に繋がる可能性があります。

炎上に負けないWEB対策をする必要性がある

上記でも触れたように、炎上後には多くの人が「店舗名 炎上」「店舗名 犯人」といったワードで検索を行います。

それらの記事が一時的に上位に来るのは致し方ない部分があるにしても、本来であればそういった記事が何年間にも渡り検索上位を占め続けるわけではありません。
というのも、炎上の過去が残ったとしても世の中の注目を集めるのは一瞬で、次第に「店舗名 炎上」「店舗名 犯人」といったワードの検索数は減っていくからです。

ただし、大手の企業であればそれに合わせて炎上以外の記事が上位に戻ってくる可能性がありますが、小規模なWEBサイトがあるだけのような店舗の場合、検索結果に表示されるページが少ない為にいつまで経っても炎上記事が検索結果に表示され続ける状況になりかねません。

万が一炎上が起こり、自店舗名で検索した際にネガティブサイトが上位を占める状況だったとしても、検索結果の上位をキープできるページが複数あるだけで早期鎮静を行える可能性が上がります。
その為にも早い内からWEBプロモーションの充実を図り、一時的に炎上が起こったとしても後に引きずらない体制を整えておくのが昨今の外食業界にとっては重要になってきています。

またWEBサイトの充実化は事前の風評被害対策としてだけでなく、認知度や集客の向上に繋がる施策でもありますので「まだ何もできていない!」という店舗オーナー様はすぐにでも始めたほうがよいでしょう。

まずは
・ホームページの作成、情報量の充実
・ポータルサイトへの登録
・各種SNSアカウントの作成、運用

といったところからWEB上で店舗を育てていく事で、売上げの向上とともに炎上時の被害拡大を防ぐ一手を打っておきましょう。

ホームページにお店のこだわりやメニューの詳細、店舗へのアクセス等のページを作成するのもよいでしょうし、お店のブログを作成して更新していくというのも方法の一つです。
indexされるページが増える事での露出向上も狙えますので、ポータルサイトに関しては無料掲載や低額プランでもよいので登録しておくことをお勧めします。
合わせてSNSの運用を行う事で店員の人となりやお店の雰囲気が伝わりやすくなります。

このSNSが原因で炎上するのであれば本末転倒なので運用には注意が必要ですが、正しく運用する事でお店のファンを増やすという効果も生まれます。

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まとめ

外食産業が風評被害対策を事前に行っておくべき理由についてはご理解いただけたでしょうか。

これらの対策は店舗の集客施策と重なる部分も多くあります。
いつ何時店舗が炎上の被害に遭うか分からない今だからこそ、集客としてだけでなく風評被害を抑制する目的としてもWEB上でのプロモーションを行っていく事がこれからの外食産業には必要となってくるのではないでしょうか。


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